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美食地質学入門

第23講 門真レンコン 歴史が糸引く、多彩な食感

(手前から時計回りに)レンコンまんじゅう、白あえと辛子レンコン、レンコン餅、炒め煮=大阪市阿倍野区で、山田尚弘撮影

 レンコンのうまい季節。とりわけ、大阪府門真市で産する門真レンコンの評判が高い。門真の土とレンコンの相性がいいのだが、その背後には壮大な歴史があった。

 門真のレンコンの歴史は古く、江戸時代には栽培されていた。低湿地で稲には不向きだったためだ。池に自生していた細いレンコンだったが、大正時代から品種改良して田んぼで栽培を始め、収穫量が一気に増えた。昭和初めにはレンコン畑が広がり、約300ヘクタールもあったが、1960年代から宅地化でどんどん姿を消し、今や約4・3ヘクタールしかない。

 生産者が直接、百貨店や飲食店などに卸すため、市場にはほとんど出回らない。市民の「どうしたら手に入るのか」という問い合わせに応えて、門真レンコンを直売する「門真れんこん博」が1日に開催された。あっという間に売り切れる人気だったそうだ。

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