「うな丼発祥」牛久沼、ウナギ復活へ一歩 「魚道」仮設で遡上続々 常設検討

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牛久沼(奥)に遡上したニホンウナギを調査する研究員=龍ケ崎市で2019年9月12日、安味伸一撮影
牛久沼(奥)に遡上したニホンウナギを調査する研究員=龍ケ崎市で2019年9月12日、安味伸一撮影

 茨城県龍ケ崎市の牛久沼の八間堰(はちけんぜき)の水門に2019年春、県がニホンウナギの遡上(そじょう)を助ける魚道を仮設したところ、62匹が遡上した。県竜ケ崎工事事務所は効果が大きいと判断。常設に向けて検討を始めた。

 仮設の魚道は、うな丼の発祥地と伝えられるなどかつてはウナギの名産地だった牛久沼にニホンウナギを復活させるための実証実験の一環。水門の門扉(ゲート)は通常、一部が開いているが、流れが速すぎるため、遡上を確認するのは年間わずか数日という。

 そこで牛久沼漁協が魚道の設置を要望した。魚道は幅43センチ、長さ7メートルの合成樹脂パネルで、ウナギが体をすりつけやすいように多数の円筒の突起がある。沼の水をポンプで吸い上げて魚道に流し、遡上を促す仕掛けを作った。

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