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「いやな感じ」誰の心にも
昭和の作家、高見順(1907~65年)の長編小説「いやな感じ」(63年)を昨年、東久留米市の出版社「共和国」が復刊した。昭和初期に社会変革を目指したものの挫折してテロリズムに走った青年を描いた半世紀以上前の小説を、なぜいま再び世に問うのか。共和国代表の下平尾直さん(52)を訪ねた。【青島顕】
――書店で手に取って驚きました。まさか復刊されるなんて。
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