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阪神大震災25年

高度成長を遂げた大都市をマグニチュード7・3の地震が襲い、6434人が死亡、二十数万棟の家屋が全半壊した阪神大震災が、2020年1月17日で発生から25年を迎えた。

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阪神大震災25年

防災「わかりやすい教え方考えたい」初の学会4月発足 元教諭、阪神大震災語り部ら

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防災教育学会の発足を進めている兵庫県立大大学院特任教授の諏訪清二さん=神戸市で2018年5月9日午後3時49分、井上元宏撮影
防災教育学会の発足を進めている兵庫県立大大学院特任教授の諏訪清二さん=神戸市で2018年5月9日午後3時49分、井上元宏撮影

 阪神大震災(1995年)の後、震災の記憶の継承活動に取り組んできた元高校教諭らが4月、語り部や教育学者らと「防災教育学会」を発足させる。防災教育に特化した学会は初めて。東日本大震災(2011年)の被災地にある大学などの研究者も参加し、教員向けの防災教育マニュアルなどを整備する。

 防災教育を巡っては阪神大震災後の98年に改定された学習指導要領で、小学3~6年の社会や理科の授業に自然災害や安全を守る工夫を取り入れることが決まった。さらに今年4月からは新学習指導要領が実施され、小学校全学年で防災を学ぶようになる。

 ただ、防災についてどの科目の時間を使い、どう教えるかは教師の判断に委ねられている。国や自治体は学校を指定して教え方を研究してきたが、教育現場にまで成果が広がっていないのが実情だ。

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