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「どんどん亡くなる印象ない」「一見、無症状でも症状ある可能性」 新型肺炎専門医語る

新型肺炎患者の臨床像について語る大曲貴夫医師=東京都新宿区の国立国際医療研究センターで2020年2月4日、金秀蓮撮影

 国内で新型肺炎患者の治療に当たっている国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の大曲貴夫・国際感染症センター長が4日、毎日新聞の取材に応じ、患者の様子や医療現場の課題について語った。大曲医師は患者の治療に抗HIV(エイズウイルス)薬を使ったことも明らかにした。【聞き手・金秀蓮】

 我々が持っている新型肺炎の印象は、中国で報道されているようなおどろおどろしいイメージとは大きく乖離(かいり)している。軽い感冒(風邪)から少し重いインフルエンザまでというくらいで、どんどん人が亡くなるという印象は持っていない。

 具体的な臨床像を挙げると、ある患者は1月下旬に喉の痛みと鼻水の症状が出た。2日後に悪寒、37・1度の微熱。ウイルス検査すると陽性だった。肺炎にはなっていなかった。6日間ほど微熱が続き、本人は「だるいですね」と話していた。今は軽快している。

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