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メディア時評

「見えにくい存在」を伝える=本多美樹・法政大教授

 年が明けてオリンピック関連の記事が各紙をにぎわす中、毎日新聞1月5日朝刊はスポーツ界における性的少数者(LGBTなど)についての特集を組んだ。記事は、スポーツ界を性的少数者への差別や偏見解消の「最後の関門」とし、そうであることの公表をためらうアスリートの苦悩も伝えており、興味深く読んだ。

 かつて人権問題は各国の国内問題として捉えられ、国際法は少数民族の権利の保護、奴隷売買制度の廃止、外国人の保護などを国家に義務付けることによって間接的に個人の権利を規律するだけだった。その後、労働者の権利など人権の組織的保障制度が成立して、国際法が直接的に個人の権利を保障するようになった。第二次世界大戦後に国連が設立されてからは、人権の国際的保障が包括的に進められてきた。日本でもさまざまな人…

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