新型肺炎 「症状、少し重いインフル」「抗HIV薬使った」 国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師

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新型肺炎患者の臨床像について語る大曲貴夫医師=東京都新宿区の国立国際医療研究センターで、金秀蓮撮影
新型肺炎患者の臨床像について語る大曲貴夫医師=東京都新宿区の国立国際医療研究センターで、金秀蓮撮影

 国内で新型肺炎患者の治療に当たっている国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長が4日、毎日新聞の取材に応じ、患者の様子や医療現場の課題を語った。大曲医師は治療に抗HIV(エイズウイルス)薬を使ったことも明らかにした。【聞き手・金秀蓮】

 我々の新型肺炎の印象は、中国で報道されているおどろおどろしいイメージとは大きく乖離(かいり)している。軽い感冒(風邪)から少し重いインフルエンザまでというくらいで、どんどん人が亡くなるという印象は持っていない。

 ある患者は1月下旬に喉の痛みと鼻水の症状が出た。2日後に悪寒、37・1度の微熱。ウイルス検査すると陽性だった。肺炎にはなっていなかった。6日間ほど微熱が続き、今は軽快している。

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