「盲導犬代わりのスーツケース」日本IBMなど5社が共同開発、22年めどに実用化目指す

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視覚障害者を先導する装置を説明する浅川智恵子・IBMフェロー=東京都江東区で2020年2月6日、石田宗久撮影
視覚障害者を先導する装置を説明する浅川智恵子・IBMフェロー=東京都江東区で2020年2月6日、石田宗久撮影

 日本IBMと清水建設など5社は6日、徒歩で移動する視覚障害者を先導するスーツケース型装置を共同開発していると発表した。6月には試作機による実証実験を予定する。白杖(はくじょう)や盲導犬に代わる存在として、2022年をめどに実用化を目指す。

 航空機内に持ち込める大きさで、対話型人工知能(AI)やカメラ、センサーを搭載する。利用者は持ち手をつかみ、声で行き先を告げると地図情報を基…

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