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話題 ねぶた復活、風になる

ビジネスコンテストでねぶたを再利用したうちわを提案した喜來大智さん(左端)ら学生たち
青森ねぶた祭に出展された大型ねぶた
解体される前に大型ねぶたから和紙をはがす=喜來大智さん提供
解体される大型ねぶた=喜來大智さん提供
はがした和紙を丁寧に貼り付ける
一つ一つデザインがちがうねぶたのうちわが完成

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 まいなついさましい山車だし青森市内あおもりしないあるくことでられるくに重要無形民俗文化財じゅうようむけいみんぞくぶんかざい青森あおもりねぶたまつり」。その処分しょぶんされる大型おおがたねぶたの和紙わし再利用さいりようし、うちわにつくえるみを大学生だいがくせいら4にんすすめています。地元じもと出身しゅっしん青森大学あおもりだいがくねん喜來きらい大智だいちさん(21)は「うちわに、ねぶたの物語ものがたりかんじてほしい」とはなしています。

 喜來きらいさんらのアイデアは、2019ねん12がつひらかれた主催しゅさいの「学生がくせいビジネスアイデアコンテスト」で参加さんか12団体だんたいのうち2えらばれました。

 まつりで運行うんこうする大型おおがたねぶたはたかやく5メートル、はばやく9メートル。ねぶたらが、複雑ふくざつ針金はりがね骨格こっかく和紙わしって絵付えつけし、やく3かげつかけてつくげます。費用ひようは1だいやく2000まんえん。19ねんは22だい制作せいさくされました。まつりがわると、施設しせつなどに展示てんじされる入賞作品にゅうしょうさくひんすうてんのぞいて、3みっか以内いない解体かいたいされるといいます。

 19ねんがつ喜來きらいさんはまいとしねぶたを出展しゅってんしているひとから再利用さいりよう相談そうだんけました。自身じしん青森市あおもりしそだち。はなやかなまつりののちこわされてしまうのをさびしくていたおさないころをおもし、友人ゆうじんらに相談そうだんしました。議論ぎろんかさね、まつりではやしにわせてう「はね」が使つかえるよう、ねぶたの和紙わし再利用さいりようしたうちわをつくろうというはなしになりました。

 ねぶたづくりの現場げんば一軒いっけんずつまわって協力きょうりょくびかけると、4団体だんたい賛成さんせいしてくれました。はがした和紙わしをうちわの骨組ほねぐみに丁寧ていねいけ、やく週間しゅうかんかけて100まい試作しさくいちまいずつデザインがことなるうちわができました。将来しょうらいは、うちわの制作せいさく地域ちいき福祉ふくし作業さぎょうしょにおねがいして、利益りえき一部いちぶをねぶたの運行うんこう団体だんたい寄付きふしたいとかんがえています。

文化ぶんかのこしたい

 もとのねぶたの写真しゃしんけて、1まい2800えん販売はんばいするつもりです。価格かかくけっしてやすくはありませんが、喜來きらいさんは「ねぶたの文化ぶんか未来みらいにどういうかたちのこしていけるのか、あらたな仕組しくみづくりを目指めざしたい」とはなしています。【井川加菜美いかわかなみ

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