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憂楽帳

50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

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救貧の理念

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 新1万円札の顔、来年の大河ドラマ主人公……。「日本資本主義の父」とされる渋沢栄一が注目を集めている。今でいう財務省事務次官級の公職を務め、日本初の銀行を設立するなど官財界での存在感は言うまでもないが、民間での社会福祉分野の功績はあまり知られていない。

 慈善家としての渋沢を初めて本格的に紹介した「渋沢栄一の福祉思想」(ミネルヴァ書房)の著者が、東洋大で博士論文のテー…

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