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アマゾンが小規模な書店に「仲間卸」 事実上の「取り次ぎ」業務開始へ

アマゾンのロゴ

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 ネット通販大手のアマゾンジャパンは6日、全国の書店からの注文に応じて自社が仕入れた本を卸すサービス「仲間卸」を今月中にも開始すると発表した。購買力の弱い地方の小規模な書店にベストセラーなど売れ筋の本を卸すことで、消費者のニーズに幅広く応えるのが狙いだ。ただ、事実上の「取り次ぎ」業務への参入ともいえ、これまでの出版流通のあり方に影響が出る可能性もある。

 現在の出版流通は、出版社が取次店に卸し、取次店が書店に卸す方式が一般的。しかし以前から、地方の小規模な書店に対し、売れ筋の本を取次店がなかなか卸さないことが問題になっていた。同社はこうした問題を解消しようと、「仲間卸」の導入を決めたという。同社の担当者は記者会見で「書店向けの取引を開始し、より多くの読者に本を届けていきたい」と語った。

 ただ今回のアマゾンの「仲間卸」開始により、出版流通のあり方が大きく変わるとの見方もある。出版関係者からは「アマゾンが取り次ぎ業務を始めるということであり、活用する書店が増えれば、出版流通に大きな影響が出るのではないか」と警戒の声が上がる。アマゾンは「あくまでも取り次ぎの補完的なものだ」としている。

 このほかアマゾンは、出版社から書籍を直接購入して販売する「買い切り」取引について、出版社と試験的に取引を始めていることを明らかにした。【山口敦雄】

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