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教育の窓

子どもの気持ち 群馬の女子高生自殺/下 「聞きたくない言葉、心に深く刺さってしまう」

カナさんが小学生の頃、肌身離さず持ち歩いていたぬいぐるみ=親族提供

 2017年に自殺した群馬県の高校2年の桜井カナさん(仮名)が、児童相談所の判断で、意に反して児童福祉施設から児童養護施設へ移ることになったのは中学3年の3学期のことだった。新しい施設での生活の中で彼女は孤独を深めていく。

 自殺した現場で見つかった手紙や、後日施設から母親に届いた彼女の手帳やノートには同部屋の生徒との人間関係に悩む様子が吐露されている。

 <怖い。逆らえなくなって貸したくない物も貸したり。ヤメテとも言えない。心の気持ちとかバカにされて『バカじゃない』とか『キモイ』とか聞きたくない言葉、心に深く刺さってしまうだけ>

 唯一心を開けた中学時代の知人や友人に連絡を取ろうとしても施設では禁止されていた。ある友人は施設に電話をかけたが、取り次いでもらえず、伝言すら断られた…

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