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さまざまな事情を抱えた保護猫たちの“ニャン生”について、子供たちに知ってほしいこと

キャットカフェ「ミーシス」のカイル=中嶋真希撮影

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 「脚に障害があるから」と売れ残った。目が見えなくて田んぼで鳴いていた。「甘がみするから」と“返品”された――。さまざまな事情で保護された猫たちが暮らす横浜・関内の猫カフェ「ミーシス」で2月15日、小中学生が保護猫について学ぶイベント「こども猫講座」が開かれる。実際にふれ合うことで、保護された猫たちを身近に感じてもらおうという試みだ。

 「ミーシス」にいる猫は、さまざまな事情で飼い主のもとを離れたり路上で生きてきたりした猫たち32匹。百貨店の外商で売られ、「甘がみする」と返品されたロシア原産種・サイベリアンの「カイル」や田んぼ道で保護された時にはすでに眼球がなかった「しーちゃん」、毎日通っていた1人暮らしのおばあさんが引っ越すことになり保護された「とら吉」など。今は、どの猫もスタッフと客にかわいがられ、のんびりと暮らしている。

キャットカフェ「ミーシス」のしーちゃん=中嶋真希撮影

 ミーシスは、保護猫たちの里親も探しており、これまで300匹以上がカフェを“卒業”した。店長の能勢亜弓さん(49)は「猫たちは、私たち人間と同じようにそれぞれ違う個性を持ち、同じように一つの命を持っている」と強調。「猫たちとより良い社会をどう作るか。子供たちに考えてほしい」と開催の意図を語る。

 イベントは、保護猫の情報発信に力を入れているネットメディア「猫ねこ部」との共催。小中学生とその保護者が対象で、実際に猫たちとふれ合うほか、保護猫のことを知ってもらうためのポスターを作ったり、路上で生きる猫の命を守る方法について学んだりする。野良猫に不妊手術を施して元の場所に戻す活動や、里親探しについても紹介する。能勢さんは、「ここにいる猫たちを自分の友達のように感じてほしい。そして、“友達”がどんな理由で路上で暮らしていたのかを想像するきっかけにしてほしい」と話す。

キャットカフェ「ミーシス」のとら吉=中嶋真希撮影

 午前10時~正午。大人1000円、子供700円。大人1人につき子供3人まで。小学生は18歳以上の同伴者が必要。中学生のみでの入場は可。「猫ねこ部」イベントページ(https://nekonekobu.jp/kodomoneko-event/)【中嶋真希】

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