メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

インフル患者数、「過去10年間で最少」に 新型肺炎の予防影響か

[PR]

 全国のインフルエンザ患者数が低い水準で推移している。国立感染症研究所は7日、2月2日までの1週間に報告された1医療機関当たりの患者数が14・11人だったと発表した。過去10年間で最も少なく、中国を中心に感染が広がる新型コロナウイルスを警戒し、感染症予防に熱心な人が増えていることが影響した可能性がある。

 感染研によると、今シーズンに1医療機関当たりの1週間の患者数が「注意報」発表基準の10人を超えたのは、昨年12月9~15日から。流行が本格化し、同23~29日には23・24人に達した。そこをピークに減少に転じ、直近の1月27日~2月2日は14・11人。推定患者数は約49万6000人と、前年同時期(約166万9000人)を大幅に下回っている。

 ナビタスクリニック新宿(東京都)の久住英二医師によると、インフルエンザを疑って受診する人が例年と比べて少ないという。「新型コロナウイルスの感染を恐れ、しっかりと手洗いをしたり、人混みへの外出を控えたりしていることが影響しているのではないか。病院でうつされることを警戒し、受診を控えた可能性もある」と話した。東京都感染症対策課もほぼ同じ考えで「毎年この時期がピークなので、このまま収まるのではないか」と分析する。

 一方、年末年始で医療機関などが休みに入り、患者の発生状況が調べられなかった影響もあるとの見方もあり、富山県衛生研究所の大石和徳所長は「今後、患者数が増える可能性もある」と注意を呼び掛けている。【小川祐希】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 首相、大規模イベント中止・延期を要請 3月中旬まで2週間

  2. 新型コロナ検査、実際は「1日平均約900件」 厚労相「3800件は最大限可能な数字」 

  3. オリックス生命 新宿拠点の700人超を在宅勤務に 協力会社員が新型コロナ感染で

  4. コンビニに日本刀の男 妻を複数回刺し死なす 自営業の51歳緊急逮捕 岡山・赤磐

  5. 「支援物資の恩返し」武漢を代表し渋谷でマスク配る かぶり物の中国人女性話題に

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです