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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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広島市と長崎市、米ハワイ真珠湾の戦艦ミズーリ記念館で原爆展開催へ

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戦艦ミズーリ記念館(奥)。手前はアリゾナ記念館=米ハワイ・真珠湾で2016年12月27日(代表撮影)
戦艦ミズーリ記念館(奥)。手前はアリゾナ記念館=米ハワイ・真珠湾で2016年12月27日(代表撮影)

 旧日本軍による奇襲攻撃で日米開戦の舞台となった米ハワイの真珠湾でこの夏、広島市と長崎市が初めて原爆展を開く。会場は、湾内に浮かぶ戦艦ミズーリ記念館。米軍が原爆を投下した1945年8月の翌月にはその甲板上で日本代表団が降伏文書に調印した。太平洋戦争を象徴する場所での開催に、被爆者らは「互いの理解を深める機会となれば」と期待を寄せる。【小山美砂、賀有勇】

 7日に発表した広島市によると、ミズーリ記念館では7月上旬~9月3日に開催。その後、ハワイ大ヒロ校で10月上旬まで開く。展示する資料は未定だが、原爆に遭った人が当時着ていた衣服や被爆者が描いた絵画など、広島と長崎の両原爆資料館が所蔵する20点程度が出展される見通し。被爆者が体験を語る機会も設けるという。

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【広島・長崎原爆】

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