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新型コロナウイルス 東京マラソンは大丈夫?

東京マラソンで、都庁前を一斉にスタートするランナーたち=東京都新宿区で2019年3月3日午前(代表撮影)

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が広がりを見せ、スポーツ界でも対応を迫られている。東京五輪・パラリンピックに向けた対応が協議されているほか、ラグビー・トップリーグではファンサービスを中止。キャンプインしたプロ野球は、サイン会で選手にマスク着用を呼びかけるといった対策が講じられている。なかでも神経をとがらせているのが、シーズンまっただ中の各地のマラソン大会の主催者だ。特に約3万8000人が参加する3月1日の東京マラソンは、ツイッター上で開催を心配する声も上がっているが、果たして……。【倉沢仁志/統合デジタル取材センター】

 「今のままでは開催されるかすらわからないね」「東京マラソン楽しみすぎるから、ほんと新型コロナウイルス流行しないで」「コロナウイルスがこれだけ騒がれているので、延期か中止にすべきだ」。東京マラソンの実施を巡っては、ツイッター上にこのような投稿が散見される。東京マラソン財団は、世界保健機関(WHO)が「緊急事態宣言」を発表したことを受け、1月31日にホームページ上で「新型コロナウイルスによる感染症への対応について」と題した広報文を掲載。対応策を検討していく方針を発表し、ランナーやボランティアらにも「せきエチケットや手洗い等の感染対策に努めていただきますよう、お願いいたします」と呼びかけた。

 今回の東京マラソンは、東京五輪の男子代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」を兼ねる。2時間5分50秒の日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)や前日本記録保持者の設楽悠太(Honda)らがエントリーし、代表残りの1枠を争うことから、例年以上に注目を集める大会だ。ランナーは市民ランナーや車いすマラソン出場者を含めて国内外から約3万8000人が参加。受け付けや誘導などのボランティアスタッフは約1万1000人を予定する。沿道では100万人を超える人が快走するランナーに声援を送り、中には懸命に走る市民ランナーに食べ物を差し入れる人もいる。日本最大規模のイベントだけに、新型コロナウイルスの感染拡大も懸念…

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倉沢仁志

毎日新聞東京本社運動部。1987年、長野県生まれ。2010年入社。高知、和歌山両支局を経て17年から東京運動部。レスリング、重量挙げなどを担当。高校時代には重量挙げで全国高校総体に出場したが、階級で10キロ以上軽い三宅宏実選手の記録には遠く及ばない。

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