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宇部市は、病院や駅などへ手軽に移動できる手段として、人工知能(AI)を活用した乗り合いタクシーの実証実験を12日から始める。市では、最寄りのバス停や駅などに行くことに負担を感じていた人が、外出しやすい環境を整える一方、乗務員が不足しているタクシーの稼働率を上げるため、民間タクシー会社などと連携して今回の実証実験に取り組む。県内では山口市に次いで2例目となる。【反田昌平】
AI乗り合いタクシーは、スマートフォンの専用アプリや電話で利用の直前に乗車・降車場所や乗車希望時間、人数を登録すると、AIが他の利用者の乗車場所や目的地などと組み合わせて、最適なルートを選択し、効率的に運用される。限られたエリア内なら、1人300円で手軽に利用できる点が特徴だ。一方で、一般のタクシーと違って利用者が多い場合は、経由する地点も多くなるため、目的地の到着時間には余裕を持つ必要や往復の…
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