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いわて人模様

水族館「もぐらんぴあ」 宇部修館長(63) 絶望からの再開5年目 /岩手

水族館「もぐらんぴあ」 宇部修館長

 東日本大震災で全壊し、2016年4月に5年ぶりに営業を再開した久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」で、再開時から館長を務める。今春で再開5年目を迎え、「今まで以上に盛り上げたい」と力が入る。

 故郷の久慈市山根町を離れ、高校から東京で暮らした。大学卒業後も東京の印刷会社に勤めたが、28歳で帰郷。県内で初めての本格的な水族館が地元にできると知り、「全く知らない世界だけど挑戦してみたい」と飛び込んだ。魚の飼育や水槽の清掃を担当。「海や生物とつながっているように感じられる」と生きがいになった。

 そんなさなかに震災が起きた。発生当日は水族館で働いていたが、避難後の被害状況が分からず、「魚たちは無事か」と眠れない夜を過ごした。翌朝駆け付けると、外壁が壊れ、鉄骨がむき出しになっていた。「もうだめだ。水族館は続けられない」と絶望した。館内を確認できたのは約1週間後。震災前には200種3000匹以上いた生き物が、8種21匹にまで減ってしまった。

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