デジタルコンテンツ市場 動画けん引、4年で倍 18年2.6兆円

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 インターネット動画配信や電子書籍など国内デジタルコンテンツ市場の実態が8日、初の政府による調査で明らかになった。映像、ゲーム、音楽、出版を合わせた2018年の総市場規模は2・6兆円で、比較可能な14年から1・9倍と大幅に拡大。テレビや紙の書籍などの非デジタルコンテンツは7・2兆円と規模で上回るものの、同期間に約1000億円減少しており、勢いの差が明確になっている。

 デジタルで最も成長したのは映像(市場規模約3800億円)で、14年の2・1倍に急拡大した。15年に参入した米ネットフリックスなどの定額制動画配信サービス(SVOD)が1・8倍の約2900億円となり、一気に存在感が高まった。ゲームは1・9倍の1・5兆円で、スマートフォン向けが貢献して大幅に拡大した。音楽や出版も年平均10%を超える堅調な成長となった。

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