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時代の風

新型コロナウイルスの流行 感染症との戦い方問う=中西寛・京都大教授

=北山夏帆撮影

 中国武漢市から発生した新型コロナウイルスが世界を震撼(しんかん)させている。現在確認された感染者は3万5000人程度、死者は700人余りであり、その圧倒的多数は中国国内である。新しいウイルスが流行する場合、感染力や毒性が変化することもあるので注意を怠ってはならないが、現時点では毒性はそれほど強くなく、はしかのように空気感染で広まる可能性はないようだ。

 しかしこの状況はかえって対策を悩ましいものにする。中国の特定都市に感染者が集中している現状を考えれば、各国政府が行っているように感染者の入国や行動を管理する封じ込め措置で感染拡大を阻止できるように思われる。

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