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今週の本棚・本と人

『佐新書簡 新村出宛佐佐木信綱書簡』 監修・佐佐木幸綱さん

 ◆監修・佐佐木幸綱(ささき・ゆきつな)さん

 (竹柏会心の花・2750円)

研究支えた近代知識人の友情

 近代万葉集研究の「巨星」とされる佐佐木信綱(1872~1963年)と、日本の言語学・国語学の基礎を築いた新村出(しんむらいずる)(1876~1967年)は終生、心を許し合う仲だった。遠方の友への連絡手段はまだ手紙が主流だった時代である。明治の末から半世紀余りにわたって交わした往復書簡は計1414通に上る。研究者と歌人という2人の近代知識人は馬が合ったのもうなずけるが、互いにそれをきちんと保管していたことは驚きの一言であり、姓から仲良く1字ずつ取って『佐新(さしん)書簡』と名付けられた。

 本書を監修したのは、信綱の孫として最晩年の仕事ぶりを間近に見て育ち、由緒ある「歌の家」を守ってきた現代短歌界の第一人者である。

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