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荒川洋治・評 『声でたのしむ 美しい日本の詩』=大岡信、谷川俊太郎・編

 (岩波文庫・1210円)

 理想的な詞華集が誕生した。古典から現代まで収める本格的な文庫はこれまでなかった。一九九〇年刊の単行本二冊を統合したものだ。「声

でたのしむ」とあるように音読に適したものが多いので、名作の空気を楽しく感じとることができる。長い間、詩歌を遠ざけた読者には、興味を戻す契機になるかもしれない。

 柿本人麻呂などの古典和歌、近代短歌、歌謡・連句、芭蕉らの近世俳句、近代俳句、近・現代詩の六章。珠玉の作品約四〇〇が、作者生年順で並ぶ。日本詩歌の全景といってよい。和歌・俳句は大岡信、近・現代詩は谷川俊太郎が、下欄の注を執筆。以下ルビの一部を省略。

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