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藤原帰一の映画愛

ハスラーズ 「夜の女=弱者」という固定観念を爽快に打破

 ストリップ。お客の前で身につけた衣類をひとつひとつ取り去ってゆく、ちょっと艶(なま)めかしいショーのことですね。この映画は、ストリッパーの女性が仲間を組んで、お客からお金を巻き上げるというお話。そして、最初から最後まで、女性が主体なんです。

 主人公は、アジア系の女性、デスティニー。お店に入ったばかりのデスティニーが憧れるのが、ラモーナです。ポールに体を結わえ付けた優美なダンシングがカッコよくて、その体から目を離せない男たちをからかい、操り、カモにしてしまう。ラモーナもデスティニーを妹のようにかわいがり、ダンサーの基礎を教えます。

 バブルのころにはお金になったんですが、バブルが破綻するとお客が来ない。そこでデスティニーとラモーナは仲間のストリッパーとともに、魚を釣るようにお客を集めはじめます。ゆとりのありそうな男をバーで物色し、ほどよいころに友だちとか妹などという触れ込みで仲間を送り込み、みんな一緒になんて言ってストリップのお店に連れて行っちゃうんです。

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