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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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松尾貴史のちょっと違和感

衆院決算行政監視委 猫にカツオ節の番をさせる愚

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松尾貴史さん作
松尾貴史さん作

 今国会の衆院決算行政監視委員会の名簿に、秋元司、菅原一秀、小渕優子、船橋利実、下地幹郎、河井克行、丸山穂高、甘利明という名前がずらりと並んでいる。「モンティ・パイソン」の世界なのか。いや、コントの台本にこんな設定を書けば、非常に「ベタ」なものが出来上がってしまうだろうが、現実の滑稽(こっけい)さはその先を行っているようだ。これは何かの冗談なのだろうか。彼らが、誰の何を、どのように「監視」するというのだろう。私の印象では、猫にカツオ節の番をさせるような状態でしかない。

 さて、「おなじみの件」である。安倍晋三総理大臣主催の「桜を見る会」や、ホテルニューオータニで行われた安倍氏の後援会主催の(と言ったり、主催ではないと言ったりしている)前夜祭について、名簿や領収書や明細や主催や契約や規約やその他もろもろのことどもの全てにおいて疑惑が深まる一方で、混沌(こんとん)とし過ぎて「何が問題なのか」を一言で言えない状態だが、安倍氏やその周辺は、求められる資料を明示さえすれば…

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