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「もう涙は流さない」精神面で成長 飛び込み13歳玉井 さらなる高みへ

男子高飛び込み決勝、1位となった玉井陸斗の4回目の演技=東京辰巳国際水泳場で2020年2月9日、宮武祐希撮影

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 飛び込み男子の玉井陸斗(13)=JSS宝塚=が9日、東京辰巳国際水泳場で行われた国際大会派遣選考会の男子高飛び込みで日本水連の派遣参考基準を突破して1位に入り、東京五輪最終予選を兼ねた4月のワールドカップ(W杯)出場を確実にした。

 終盤まで手に汗握る大接戦。追い詰められた展開でも玉井は落ち着いていた。最終6回目のひねり技でしぶきをあげない「ノースプラッシュ」を披露。91・80点をマークして試合を決めた。「ヒヤヒヤしたけど、最後に決められて達成感がある」。初々しい笑みがこぼれた。

 苦手とする後ろ宙返り。難易度を落としても、鋭い回転力を調整できず2回目で入水に失敗した。それでも、「忘れよう」と切り替え、3回目以降は水面に対し真っすぐに美しい姿勢でプールに飛び込んだ。昨年4月のシニアデビューでは決勝前に緊張のあまり涙を浮かべた。試合後も悔しさで感情を表に出す場面があった。この日はプールから上がってガッツポーズ。「もう涙は流さない」と決めていた。緊迫した大一番で精神面の成長を感じさせた。

 東京五輪代表はW杯18位以内が条件となる。「世界のトップと争うのが五輪。もっと安定した演技をしないとたどり着けない」。さらなる高みに挑む。【村上正】

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