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ルポルタージュ

事件はささやく 交通死遺族、消えぬ苦しみ(その2止)

仏壇に飾られた臼井翔さんの遺影=横浜市磯子区で2019年11月27日、長谷川直亮撮影

一生かけて償いたい 加害者、一瞬の気の緩み後悔

 事故は加害者の家族にも大きな影響を与えている。記者は昨年11月下旬、男性の両親を訪ねた。50代の母親は、「息子がトラック運転手になると聞いた時から、事故を一番心配していた」と話した。現在の心境を「遺族のことを考えるとニコニコして楽しんではいけないのではないかという気持ちになる。事故は常に頭の中にある」と吐露した。

 母親は事故後、数カ月は買い物に行くこともままならなかった。心配してくれる人がいる一方、「新聞を見たけどどうなったの?」と興味本位で聞かれることもあり、「対人関係が怖くなった」。精神的に不安定になり、今も突然涙が出てくることもある。

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