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犬が西向きゃ

罪を忘れないドイツ

 1988年の夏。まだ分断のただ中にあった東西ドイツを経て、ポーランド南部オシフィエンチム(ドイツ語読みでアウシュビッツ)にあるナチス・ドイツの強制収容所跡を訪ねた。

 ナチスが40年に設置し、ユダヤ人やロマ、ポーランド人、ソ連軍捕虜らを移送後、ガス室などで殺害した場所だ。45年のソ連軍による解放まで犠牲者数は110万人にも達した。1月27日、解放75年を迎えた追悼式典のニュースが伝えられ、思い起こしたのだ。

 ガス室や遺体焼却炉、被収容者の靴や眼鏡などに加え、刈られた髪の毛もあった。そんな展示を見た後、外に出ると敷地一面にタンポポが咲いていた。無数の黄色い花々が虐殺された人々の「生」の証しのようで、深く心に刻まれた。

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