「グレタさん共感の若者はグレタ症候群」EU外相、批判浴び謝罪

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
COP25で演説するグレタ・トゥーンベリさん=マドリードで2019年12月11日、鈴木理之撮影
COP25で演説するグレタ・トゥーンベリさん=マドリードで2019年12月11日、鈴木理之撮影

 欧州連合(EU)の外相にあたるボレル外務・安全保障政策上級代表(72)が、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(17)に共感する若者らについて「グレタ症候群と呼べるだろう」と皮肉り、批判を浴びている。ボレル氏は8日、謝罪に追い込まれた。

 欧州メディアによると、ボレル氏の発言は、5日にブリュッセルで開かれた討論会でのもの。ボレル氏は、気候変動対策を訴える若者らに対し、「(気候変動対策に支払うべき)コス…

この記事は有料記事です。

残り314文字(全文523文字)

あわせて読みたい

ニュース特集