クルーズ船で体調悪化相次ぐ 感染規模は実態つかめず 不安増す乗客

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クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に掲げられた日の丸など。「くすり手元届かず」と読める=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で2020年2月9日午後3時17分、北山夏帆撮影
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に掲げられた日の丸など。「くすり手元届かず」と読める=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で2020年2月9日午後3時17分、北山夏帆撮影

 新型コロナウイルスの感染者確認で横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、乗員乗客の体調悪化が相次いでいる。3711人のうちウイルス検査陽性は日に日に増えて130人を超え、感染規模は実態がつかめていない。事実上の隔離状態にある乗客からは、不足する医薬品や生活用品の確保、衛生環境の改善を求める声が上がっている。

 10日午後、陸から見える船の側面には「オネガイ」「宅急便可」「放送アリ」などと、乗客が書いたとみられる布が掲げられていた。「各階の部屋の外は職員が待機し、時間外にドアを開けると注意される。監禁のような状態で、ストレスもある。なるべく早く出たい」と船内にいる神戸市の林栄太郎さん(79)。朝約1時間だけ許可されるデッキへの妻との外出が唯一の息抜きという。

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