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ウポポイ。
この単語を聞いて、「ああ、あれね」とすぐわかる人はそれほど多くないかもしれない。「ウポポイ」とは、4月24日に北海道白老町でオープンを予定しているアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の愛称だ。アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するという。
広大な敷地には、国立アイヌ民族博物館やアイヌ舞踊を見たり文化プログラムを体験できたりする公園、そして世を去ったアイヌ民族の慰霊を目的とする施設もある。北海道出身の私は、「ウポポイ」に行くのをとても楽しみにしている。
また、北海道を本拠とするプロ野球球団の北海道日本ハムファイターズは、春の一定期間、アイヌ文様をモチーフとした限定ユニホームを着用することになった。北海道遺産であるアイヌ文様を用いて、チームとファンそして北海道が一丸となることを表現したというユニホームは、独特の迫力がある魅力的なものだ。
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