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月刊パラリンピック

パラスポーツからの贈りもの ロンドン「五輪と同格」=越智貴雄

2012年ロンドン・パラリンピックで満員となったスタジアム。車いす陸上のレースでは先頭の選手の動きに合わせて、ウエーブが起こり続けた。大人も子供も楽しそうだ=写真家・越智貴雄さん撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 パラリンピックが大きく注目される機会となったのは、2012年のロンドン・パラリンピック。どの会場も人であふれかえり、競技会場周辺では、チケットを売ってほしいと表示されたプラカードを持った人たちもたくさん見かけた。

 その盛り上げに一役買ったのが、英国のテレビ局「チャンネル4」。大会を生放送するのはもちろん、選手や競技を題材にした情報・バラエティー番組など、朝から夜までパラリンピック関連の番組が放送されていた。なかでもCMは印象的だった。事故や戦争で負傷するセンセーショナルなシーン、アスリートが躍動する姿などをリズミカルに描写していた。

 チャンネル4の関係者から興味深い話を聞いた。「人々が歴史上どのように障害を見てきたかといえば『哀れみ』と『恐れ』。恐れは無意識層の中で『自分にも起きうるもの』と人は恐れてしまう。またヒーロー映画などにおける悪役は、障害があるとか弱者であるという設定が多く、社会に対する怒りを抱え、それをぶつけようとするかのように描かれている。私たちは、別の見方があるということを伝えたかった」。ロンドン大会成功の理…

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