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 法政大学では2018年度から「朝日教育会議」(朝日新聞社主催)を開催している。18年度のテーマは本コラムでも紹介した「アバターforダイバーシティ」だった。個人の内なる多様性をテーマにし、非常に新しく面白かった。「江戸とアバター」という書籍として、もうすぐ刊行される。

 19年度のテーマは「グローバリゼーションforダイバーシティ」だ。グローバル化のめざすところは「多様性を認め合い、共存すること」である。そこで話題を「多様性」に絞った。私は江戸時代とその前後を取り上げつつ、近現代ではグローバリゼーションで、結局は差別構造と格差が生まれるという現実を話し、それを乗り越える必要があることを述べた。

 元陸上選手としてアスリートと社会をつないでいる本学卒業生の為末大さんは、個の特長はいる場所によって、短所か長所かが決まると指摘。そこで多様性が生かされるには、それぞれが「自分をよく知る」ことが必要だ、という話をされた。19年3月まで本学教授だった社会活動家の湯浅誠さんは「ダイバーシティーよりインクルージョンが大切」と、インクルージョンの訳語を示された。それは「配慮」である。ダイバーシティーが意味…

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