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くらしの明日

私の社会保障論 刑務所の当事者研究 過去を振り返り、分かち合う=東京大先端科学技術研究センター・熊谷晋一郎

 昨年10月に、刑務所における当事者研究をテーマにしたシンポジウムを開いた。刑務所という隔離された空間から、地域に戻る時に何が必要なのか。米国の「アミティ」という更生施設の創設者を招いて、議論に加わってもらった。スタッフの一部には元受刑者もいる団体だ。

 暴力的な行為をして刑務所に入った場合、「あなたの意思でやったことだ。あなたが責任を負うべきだ。償いをすべきだ」となる。しかし、ここで考えたいのは、そう言われただけで人は償えるのだろうか、ということだ。

 アミティの革新的プログラムでは、加害者である前に被害者であった自分を振り返る。生い立ちや過去の自分の経験を言葉にしていく。

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