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郷土の星の背中追いかけ「15の春」 霞ケ浦高校付属中の高須琉希亜さん、角界入り

高安関(左)の後援会が開いた激励会の終了後、言葉を交わす高須琉希亜さん=茨城県土浦市で、庭木茂視撮影

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 今春、霞ケ浦高校付属中学の高須琉希亜(るきあ)さん(15)=茨城県稲敷市=が大相撲の世界に飛び込む。入門先は、同県土浦市出身の関脇・高安関が所属する田子ノ浦部屋。「とにかく頑張る」と高須さんは静かに闘志を燃やしている。【庭木茂視】

 高須さんは身長173センチ、体重133キロ。小学校ではサッカーのフォワード、中学校ではハンドボールに打ち込み、ゴールキーパーを務めた。相撲や柔道の経験はなく、角界入りには偶然の出会いが重なった。

 中学2年生だった2018年6月、阿見町の学習塾での勉強を終え、塾の前にある韓国料理店で母と夕食をとっていたら、店にいた「高安土浦後援会」のメンバーから突然、「良い食べっぷりだね」と声をかけられた。高須さんが立ち上がると、「体格もよいね」と言われた。

 その3カ月後。高須さんの父正博さん(50)に角界の知り合いがいたことから、親子3人で栃ノ心関(春日野部屋)の大関昇進披露パーティーに出席した。高須さんはその場にいた横綱・白鵬関から、「君、大きいね。練習したら強くなるよ」と声をかけられた。

 白鵬関は高須さんが中学生と知ると、「筋肉がしまっているな。高校を紹介するよ」と話したという。高須さんはうれしく思った。「力士の着物姿が格好良い」とも感じ、角界に興味を持ち始めた。

 その年の末に再び、高須さん一家が阿見町の韓国料理店を訪れると、店の人は、高安土浦後援会から預かったという名刺を渡してきた。後援会に連絡を取ると、19年1月、初場所千秋楽後の田子ノ浦部屋のパーティーに招かれ、高須さんは高安関と面会した。翌月には、土浦市であった高安関の激励会を訪れた。

 親交を深めるうちに、後援会からは「ぜひ田子ノ浦部屋に入門してほしい。高安関が礼儀作法も教える」と誘われた。高須さんの気持ちは固まり、10月に田子ノ浦部屋を訪ねて入門を願い出た。親方は「4人の新弟子の中で一番体格が良い」と快諾したという。

 高須さんは2月中に入門し、春場所が開かれる大阪へ向かう予定だ。正博さんは「寂しくなる」と打ち明けるが、母真由美さん(49)は「いずれは離れていく。若いうちは何でも経験してもらいたい」と背中を押す。高安関は取材に「期待している。しっかり面倒をみる」と話した。

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