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親子で知りたい入試のハナシ

安倍政権が進めてきた大学入試改革に黄信号がともっています。そもそも入試改革の狙いは何だったのか。今後どうなるのか。

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頓挫した大学入試改革 現実直視した議論を=水戸健一(東京社会部)

文部科学省の職員(左)に記述式問題の導入延期を求める署名を手渡す高校生=東京都千代田区で2019年11月6日、水戸健一撮影
文部科学省の職員(左)に記述式問題の導入延期を求める署名を手渡す高校生=東京都千代田区で2019年11月6日、水戸健一撮影

 大学入試センター試験に代わって2020年度に始まる大学入学共通テストを巡って、目玉だった英語民間試験と国語、数学の記述式試験の導入の見送りが19年末までに決まった。「大学の入試の出題が変われば、それにあわせて高校の指導の内容も変わる」という「高大接続改革」の一環で、13年から「大学入試改革」として進められながら、実施の直前で頓挫した。私は改革の始まりも取材したが、政治主導で理念ばかりが先行し、制度設計の甘さが露呈したと実感した。

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