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つくりたい「誰も見捨てない地域」、工藤会跡地を再生へ NPO奥田知志理事長インタビュー

「工藤会」本部事務所の跡地に福祉施設を建設する「希望のまちプロジェクト」について語るNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長=北九州市八幡東区で2020年2月12日午後9時58分、松田栄二郎撮影

 特定危険指定暴力団「工藤会」の本部事務所(北九州市小倉北区)の跡地に福祉施設の建設を目指しているNPO法人「抱樸(ほうぼく)」(八幡東区)の奥田知志(ともし)理事長(56)が毎日新聞のインタビューに応じた。生活困窮者の支援とともに障害者や高齢者の居場所づくりなどもする全世代型の地域共生拠点として再生させるとしたうえで、「赤の他人が家族のように互いに支える『希望のまち』をつくらない限り、困窮や孤立はなくならない。『誰も断らない』を体現した場所にする」と強調した。【聞き手・松田栄二郎】

 反省を込めて言うと、我々が北九州市で30年以上続けてきたホームレス支援などの活動は、目の前で困っている人の命を守る個別支援に特化し、「誰も見捨てない地域」をつくるという力点が圧倒的に少なかった。

 「日本は縁(えにし)の国」と言ってきたが、実際は日本中で社会的に孤立した人が増えている。もう家族だけに頼るのは無理だ。赤の他人が家族のように互いに支える「希望のまち」をつくらない限り、困窮や孤立はなくならない。だから私たちはこの事業を「希望のまちプロジェクト」と名付け、動き出した。

 ど…

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