感染経路たどれぬ患者 中国渡航歴なし接触も不明 新型肺炎、新たな段階入りか

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新型コロナウイルスへの感染が確認された男性医師が勤務している済生会有田病院=和歌山県湯浅町で2020年2月13日午後8時23分、最上聡撮影
新型コロナウイルスへの感染が確認された男性医師が勤務している済生会有田病院=和歌山県湯浅町で2020年2月13日午後8時23分、最上聡撮影

 新たに新型肺炎の感染が確認された神奈川県の80代女性と和歌山県の50代男性医師、東京都内のタクシー運転手はいずれも、感染が拡大する中国に渡航歴がなかったり、渡航歴のある人との接触が明確でなかったりして、感染経路がはっきりしない事例と言える。同様のケースは4日に京都市で確認された物販店の従業員に続くものだ。既に新型コロナウイルスの感染が国内で広がっていてもおかしくない。新型肺炎を巡る国内状況は新たな段階に入ったとも考えられ、広くウイルス検査や治療ができる態勢作りを急ぐ必要がある。

 これまで国内で感染が確認された患者は、中国に渡航歴があるなど感染経路を明確にたどれる事例ばかりだった。政府はクルーズ船の乗客を隔離するなど水際対策に力を入れ、入国者が国内にウイルスを持ち込まないよう取り組んでいた。

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