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事件

槙原敬之容疑者逮捕 なぜ繰り返されるのか 専門家「薬物治療に完治はない」

槙原敬之容疑者

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 著名人による薬物事件が再び繰り返された。自身もかつて薬物依存に苦しみ、今は依存者のリハビリ施設「館山ダルク」(千葉県館山市)で代表を務める十枝(とえだ)晃太郎さん(49)は「一度覚醒剤を使った人は、どれだけ期間が空いても再び悪循環に陥る恐れがある」と話す。

 十枝さん自身も「覚醒剤を使用した状態を、脳が忘れない」という経験をしたことがあるといい、「負の部分を知っていても、孤独やイライラなど、ふとした瞬間に薬物への欲求に駆られる」と振り返る。槙原容疑者の逮捕を聞き、「特にアーティストは『覚醒剤を使用した方が高いパフォーマンスを発揮できる』との理由で、手を出す人が多いのではないか」と推測する。

 十枝さんは「薬物治療に完治はない。自らが『病気』という自覚を持ち続け、生涯にわたって気を抜かず治療を続けなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

 槙原容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されるのは2回目だ。薬物依存者を支援する一般財団法人ワンネスグループ茅ケ崎オフィス(神奈川県)の井上ケイ代表は、違法薬物に手を出した人がなかなかやめられないことについて、「薬物の販売者に再び連絡をとることがないよう携帯電話番号を変えさせるなど、事件後に新しい環境で再スタートさせるようにしなければならない」と周囲のサポートの必要性を指摘した。【川村咲平、畠山哲郎】

相談窓口

全国精神保健福祉センター一覧

http://www.zmhwc.jp/centerlist.html

薬物依存症リハビリ施設「日本ダルク」

http://darc-ic.com/darc-list/

NPO法人全国薬物依存症者家族会連合会

http://www.yakkaren.com/

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