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加藤厚労相、詳細説明避ける 80代女性死亡を発表 感染経路は不明確なまま

新型コロナウイルスで国内初の死者が出たことに関する記者会見で、厳しい表情で質問を聞く加藤厚生労働相=厚労省で2020年2月13日午後9時2分

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 政府が新型コロナウイルスへの水際対策を懸命に進める中、感染した患者の国内初の死亡が確認された。死亡した女性も含め、13日に発表された各地の新たな感染者に中国への渡航歴はなかったといい、既に国内で感染の連鎖が起きている可能性が高まった。感染者が1月15日に国内で初めて見つかって間もなく1カ月。新たな局面を迎えた。

 加藤勝信厚生労働相が新型肺炎関係でこの日2度目の記者会見に臨んだのは、午後8時45分。冒頭、神妙な面持ちで神奈川県の80代女性が死亡したことを明かし「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方にお悔やみを申し上げる」と述べた。

 約20分間の会見では、女性を含む4例の新たな感染確認が報告された。いずれも感染経路が不明確で、単独でも国内での感染連鎖をうかがわせる大きなニュースだった。

 女性の感染源や死因に関する質問に、加藤氏は「現時点で明らかになっていない」などと述べて詳しい説明は避け、国民に「高齢者、基礎的疾患がある方は中国の事例などからも重症化しやすく、死亡例も多い。症状を感じたら医療機関を受診し治療を受けてほしい」と呼び掛けた。

 国内で既に流行している可能性については、中国湖北省との接点がない人も感染している可能性があるとの認識は示しつつ「現時点で流行していると判断する疫学的な情報が集まっていない。情報を収集し専門家と相談したい」と話した。【村田拓也、金秀蓮】

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