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話題 もう一つのパラ「サイバスロン」 義手・義足、暮らし助ける技競う

全部門の大会は4年に1度ですが、部門ごとの大会は19年にも世界各地で開かれ、神奈川県川崎市では電動車椅子部門が開かれました
東京大学発ベンチャー企業、BionicM社が最新技術を投入して開発した義足

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 最先端さいせんたんのハイテク義手ぎしゅ義足ぎそく使つかった障害者しょうがいしゃのレースがあります。そのは「サイバスロン」。電動車でんどうくるまいすや動力どうりょくつきの義足ぎそくなどを使つかって、タイムや動作どうさのなめらかさをきそいます。2016ねんにスイスで最初さいしょ大会たいかいひらかれ、今年ことしがつに2かいおなじスイスでひらかれます。「もうひとつのパラリンピック」とばれるサイバスロンのねらいとは――。

 義手ぎしゅ義足ぎそくくるまいすには、電気でんき使つかった動力どうりょくきのものもありますが、パラリンピックでは使つかえません。サイバスロンは動力どうりょくきのハイテク義手ぎしゅ義足ぎそく性能せいのうきそいます。使つか障害者しょうがいしゃは「パイロット」とばれ、機器きき開発かいはつするひと障害者しょうがいしゃがチームとなってたたかいます。

 部門ぶもんは、(1)電動車でんどうくるまいすを使つかった階段かいだんのぼり(2)義足ぎそく(3)義手ぎしゅ(4)下半身かはんしんまひのひと電動でんどう装具そうぐあるく(5)手足てあしがまひのひと脳波のうはってうごかすコンピューターゲーム(6)下半身かはんしんまひのひとあし電気でんき刺激しげきあたえて三輪さんりん自転車じてんしゃをこぐ――のむっつ。

 レースの特徴とくちょうは、生活せいかつなか必要ひつよううごきをれているてんです。義足ぎそく部門ぶもんでは、ソファからがるところからスタートし、階段かいだんやスロープののぼりがあります。義手ぎしゅ部門ぶもん洗濯せんたくばさみを使つかったり、ちいさいものをつまんだりする動作どうさをクリアしながらゴールへかいます。タイムや動作どうさのなめらかさで順位じゅんいまります。大会たいかいひらくことで開発かいはつのスピードをげ、日常生活にちじょうせいかつ困難こんなん改善かいぜんするのがねらいです。

 16ねんだいかい大会たいかいには25かこくから企業きぎょう大学だいがくなど66チームが参加さんかしました。日本にっぽんからは3チームが参加さんかしました。今年ことしがつ大会たいかいには、日本にっぽんから現時点げんじてん和歌山大学わかやまだいがく慶応大学けいおうだいがくなど6チームが参加予定さんかよていです。

 はつ出場しゅつじょうする東京大学とうきょうだいがくはつのベンチャー企業きぎょうBionicバイオニックエム」は動力どうりょくつきの義足ぎそくでレースに出場しゅつじょうします。この義足ぎそくは、センサーで地面じめん形状けいじょう調しらべ、ちから計算けいさんしてうごきます。より自分じぶんあしちか感覚かんかくあるけるそうです。まだ試作品しさくひん段階だんかいですが、社長しゃちょう孫小そんしょうぐんさん(32)は「いい製品せいひんつくって使つかってもらうため、サイバスロンはマイルストーン(通過点つうかてん)。優勝ゆうしょうしてブランドりょくをつけたい」と意気込いきごんでいます。

 そんさんもみずか義足ぎそく使つかっています。将来しょうらいはAI(人工知能じんこうちのう)も搭載とうさいさせ、ユーザーのあるくくせも理解りかいしてたすけてくれる義足ぎそく目指めざしています。【五十嵐いがらし朋子ともこ

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