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シネマの週末・この1本

Red 痛切な哀感の漂う愛

 豪雪の夜、新潟から東京に車を走らせる男と女。ヘッドライトが生のともしびのように闇を照らし、吹雪が先を阻む。2人の情熱と孤独が交錯する。道行きを思わせつつ、映画はラストに、確固とした女の意思を見せる。情感を揺さぶる愛欲に満ちた恋愛を経て、女は夫や家族、社会の束縛から解放され、再生、自立へと歩き出すのである。

 島本理生の同名小説が原作。塔子(夏帆)は商社勤務の夫(間宮祥太朗)と娘、義父母と何不自由ない暮らしをしている専業主婦。あるパーティーで10年ぶりにかつて愛した男・鞍田(妻夫木聡)と再会し、愛が再燃する。塔子は鞍田のいる建築会社で働き始め、2人は抜き差しならない深みへと向かっていく。

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