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秋元衆院議員の保釈 国会でカジノ事件説明を

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 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業参入を巡る汚職事件で、収賄罪に問われた衆院議員の秋元司被告が保釈された。

 起訴内容を全面的に否認しており、開会中の通常国会に出席する意向だという。国会で事件について、きちんとした説明をすべきである。

 カジノ事業参入を狙う中国企業「500ドットコム」側から、計約760万円相当の賄賂を受け取ったとして起訴された。

 秋元議員は、2017年の衆院解散当日にあったとされる現金300万円の授受を否定し、講演料名目の賄賂とされた200万円も「正当な対価」と主張しているという。

 しかし、IR担当副大臣だった当時、ドットコム社と関わりが深かったことが明らかになっている。中国の本社を訪ねたほか、ドットコム社のカジノ計画地に空港併設が可能かどうか国土交通省に照会していた。

 どんな関係だったのか、自ら国民に語る必要がある。秋元議員への捜査は区切りがついており、公判への影響は説明を拒む理由にならない。

 事件を受けて、カジノ解禁の是非が今国会で改めて問われている。秋元議員は、法整備を進めた政府の責任者の一人だった。

 野党は証人喚問を求めている。司法判断とは別に、国会は真相を解明する責任がある。離党したとはいえ自民党は、喚問に応じるべきだ。

 秋元議員の保釈は追起訴の9日後だった。収賄の起訴内容を否認する国会議員としては異例の早さだ。裁判所は近年、公判準備を考慮し、保釈を広く認める傾向にある。今回もその流れに沿った判断と言える。

 事件を巡っては他にも国会議員5人が、ドットコム社側からそれぞれ現金100万円を受け取ったとして東京地検特捜部に事情聴取された。秋元議員の中国訪問に同行した議員もいる。これらの議員にも国会での詳細な説明が求められる。

 疑惑を持たれた国会議員が、十分に説明しないまま、活動を続けるケースが相次いでいる。河井克行前法相と妻の案里参院議員は、公職選挙法違反容疑で事務所を捜索された。菅原一秀前経済産業相は、公選法違反の疑惑を抱えている。

 国民の代表であるならば、国会での説明に背を向けるべきではない。

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