メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

男の気持ち

男子厨房に入る 福岡県水巻町・坂田春海智(82歳)

 長い間、朝昼晩と妻の料理が食卓に並んできた。これが当たり前と思って私は生活してきた。しかし、妻が手首を骨折してから立場は変わり、私が炊事当番をする羽目になった。

 昔は作る人の気持ちも考えずに「今日はこれだけ」と妻に不満を漏らしていた。だが、自分が料理を作る側になるとその大変さが身に染みる。

 大げさだが毎日が戦争である。頭の片隅にはいつも今日は何を食べるか。そのことがずっと脳裏から離れない。

 献立は2日分ほど考え、メモしてスーパーへ買い物に行く。他の人の買い物籠を何気なくのぞく。この人は1人暮らしだな、奥さんのお使いだなと大体見当がつく。

この記事は有料記事です。

残り302文字(全文574文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. IOCパウンド委員 東京オリンピック「1年延期」に言及 新型肺炎

  2. 石川県で5人目の新型コロナ感染確認 出張の50代男性

  3. 声をつないで 「いかに異常か気づいてほしい」中満泉・国連事務次長が海外から見た日本の現状

  4. 三菱UFJ銀行で新型コロナ感染 愛知・江南支店行員、直近の渡航歴なし

  5. 確定申告の期間延長へ 政府 申告集中避ける狙い 新型肺炎

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです