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和歌山の重症男性、感染外科医と接触なし 受診前から症状 他に3人肺炎

新たな感染者が確認されたことを受けて、記者会見する仁坂吉伸知事(左)=和歌山県庁で2020年2月14日午前9時46分、木村綾撮影

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 新型コロナウイルスによる感染症で、和歌山県は14日、新たに県内在住の70代の農業男性の感染を確認したと発表した。13日に感染が判明した50代の男性外科医が勤務する「済生会有田病院」(同県湯浅町)の患者で、現在は別の病院の集中治療室で治療を受けているが、重症という。県が2人の感染経路について調べている。

新型コロナウイルスへの感染が確認された男性医師が勤務している済生会有田病院=和歌山県湯浅町で2020年2月14日午前9時53分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 県によると、新たに感染した男性は1日に発熱や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、6日には熱が39度まで上がったため有田病院を受診し、入院した。肺炎と診断され、症状が悪化して13日に他の病院へ移った。

 男性は有田病院では内科を受診しており、先に感染が確認された外科医との接触はなかったとみられる。男性が有田病院を受診する前から症状を訴えていることもあり、県は外科医から感染した可能性は低いとみている。記者会見した仁坂吉伸知事は「感染経路の特定は非常に難しい」と述べた。男性の中国への渡航歴は不明という。

 有田病院を巡っては、2人のほか同僚医師と患者2人の計3人も肺炎を発症。このうち患者1人は検査で陰性と判明したが再検査をする予定。残る2人についても今後検査をする。県は今後、有田病院に勤務する医師全員にもウイルス検査をする方針。入院患者も順次、検査する。

 県は14日、有田病院に「接触者外来」を設置した。1月18日~2月13日に同病院を利用した患者や家族が対象で、発熱などの症状がなくても希望すれば診察を受けられる。また、県は14日、健康相談のための専用の電話相談窓口(073・441・2170)を設けた。午前9時~午後9時、土日祝日も受け付ける。【黒川晋史、木村綾】

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