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見つめ続ける・大震災 巡る春、バスケと母と 女川出身、高校卒業

ウインターカップの初戦でフリースローを決め、笑顔を見せる浜田静里奈さん=東京都八王子市で2019年12月

 2019年12月、全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)1回戦、残り2分で出場した明成高校(仙台市青葉区)の浜田静里奈さん(18)は相手の反則からフリースローを2本沈め、仲間の歓声に笑顔を見せた。この2分が浜田さんの高校生活最後のプレーとなった。

 宮城県女川町で生まれ育った静里奈さんは小学3年の時「みんなでわいわいやるのが楽しい」とバスケットを始めた。その約半年後の11年3月11日、東日本大震災が起きた。父良徳さん(当時43歳)や弟円心(えんしん)ちゃん(当時3歳)、祖父母と曽祖母の家族5人を津波で亡くした。

 「教室で本を読むとか震災前は普通だったことでも、震災後は普通だと思えないような感覚」になり、落ち込むこともしばしばだった。突然家族を失ったとまどいや悲しみの渦の外へ導き出してくれたのがバスケットだった。

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