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晴レルデ

大阪メルロー/4 汗と熱、6万のブロック

ブドウ棚の下、故仲村光夫さんが残したコンクリートブロックなどが今も置かれている=大阪府羽曳野市小ケ谷地区で2019年8月、高尾具成撮影

 気候変動による温暖化の影響だろうか。年初から暖冬の模様だ。「仲村わいん工房」(大阪府羽曳野市飛鳥)の醸造家、仲村現二さん(62)が夜明け前、ブドウ畑を歩くと、季節を勘違いしたかのように、剪定(せんてい)をしたこずえから水滴を滴らせる木々も見受けられるという。発芽に備え、地中からの栄養分を幹の上部へ吸い上げようとしているのだ。

 仲村さんのブドウ畑は、近鉄南大阪線上ノ太子駅の半径1.5キロ以内に複数箇所ある。畑によって品種の異なるブドウが栽培され、収穫期には駅の北側に位置する父光夫さん(2003年に80歳で他界)の実家やかつての自宅(現在の工房)に、それぞれの畑から摘み取られたブドウが集められる。

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