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将棋

第78期名人戦A級順位戦 木村一基王位-三浦弘行九段 第34局の7

 図の局面で考慮中の三浦に、記録係の入馬尚輝二段から「残り30分です」の声が掛けられた。じっくり考えたいところでもあるが、残り時間を温存しておきたいところでもある。[後]2六歩と飛車を取るか、[後]3二同金と成桂を取るかの2択に見える図の局面で、三浦は[後]3二同金を選択した。

 「[後]2六歩と飛車を取り[先]2一成桂[後]3五玉で入玉を目指すのは、[先]3八歩[後]4七成桂[先]2二飛で自信が持てませんでした」と三浦は言う。木村は[後]2六歩[先]2一成桂[後]3五玉と進められたら「後手玉を寄せようとは考えていませんでした。[先]1一成桂と香を取って駒数勝負にする予定でした」と感想を述べた。

 しかし、図では[後]3五玉!という両対局者が気づいていない第3の妙手があった。以下[先]2一成桂[後]2六玉で「これならハッキリ入玉できていました。[後]2六歩・[後]3五玉の形なら自信は無いですが、[後]2五歩・[後]2六玉の形なら自信があります。そうか、[後]3五玉か……いい手ですね」と指摘された手に三浦は感心し、本譜を悔やんだ。

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