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南光の「偏愛」コレクション

ノンフィクションの巨人 沢木耕太郎さんの巻

30年来の友人だという沢木耕太郎さん(左)と桂南光さん=大阪市北区で

 ノンフィクションの世界で唯一無二の存在感を放つ作家、沢木耕太郎さん。桂南光さんとはラジオ番組での共演をきっかけに意気投合し、以来30年、沢木さん来阪の際に酒を酌み交わし語り合うという交流を続けてきました。半世紀にわたる執筆活動の中で、対象に肉薄し描き切るノンフィクションだけでなく、エッセーに小説、さらには写真と、幅広い表現活動を続けてきた沢木さんに、南光さんが実は聞いてみたかったことの数々をぶつけました。【山田夢留、写真・久保玲】

 南光 ノンフィクション作家としていろんな人から話を聴いてきはったと思うんですけど、今なら「ああ、沢木耕太郎さんですか」となるやろけども、最初の頃は「沢木耕太郎? 誰?」みたいな時もあったでしょう。相手に腹割ってしゃべってもらうのは難しかったんちゃいます?

 沢木 それは逆。実績のない人は受け入れてもらうまでに時間はかかる。だけど、無名の私が相手を解かしていって、一回、対応してもらえるようになったらば、有名な誰かが行って受け入れられるのとは、深度が全然違う。だから、有名になればなるほど取材はしにくくなりますよ。

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