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「集落が無くなる」不安募る長期避難世帯 迫る認定解除、帰還わずか 九州北部豪雨

長期避難世帯に認定された集落で、ほぼ無傷で残った自宅を見つめる小嶋喜治さん。後方では河川の復旧工事が続く=福岡県朝倉市杷木松末で2020年1月31日午前11時40分、飯田憲撮影

 2017年7月の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市で、今春をめどに「長期避難世帯」となった6集落計91世帯の大半の認定を解除する準備が進んでいる。解除されれば住民は避難先から戻れるが、各地で新たな生活を送る被災者のうち、帰還を選ぶのは一握り。コミュニティー再建は険しい状況だ。

 「もう一度皆で暮らしたいが……」。5人が犠牲になった石詰集落の元区長、小嶋喜治さん(64)は、心待ちにしていた日が近づいても気持ちが晴れない。

 朝倉市杷木松末(はきますえ)の石詰を含む4集落(61世帯)と、同市黒川の2集落(30世帯)は、河川氾濫や土砂崩れに見舞われ、住宅59棟が全壊。復旧工事完了前に2次被害が発生するのを防ぐため、市の申請を受けて福岡県は18年10月、被災者生活再建支援法に基づき長期避難世帯と認定した。

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