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北海道ダークツーリズム紀行

開拓編/上 囚人道路と集治監 「合理性」の裏に無念の死 /北海道

深い雪に埋もれた囚人墓地にある墓標=北海道月形町で

 戦争や災害、差別など悲しみの記憶が残る土地を巡り、現地で近現代社会について考える旅「ダークツーリズム」。急速に開発が進んだ北海道では、近代化の最前線で矛盾や犠牲が凝縮した形で表面化した。第2部となる「開拓編」は、151年前に設置された北海道開拓使の歩みを今に伝える史跡を巡った。【山下智恵】

 真っすぐな道路がどこまでも続き、目を凝らしても先が見えない。美唄市から奈井江町、砂川市、滝川市と4市町を南北に貫く一本道。「直線道路日本一」と書かれた大きな標識が、道路脇のところどころに立つ。その距離29・2キロ。車で約40分の道のりは、観光客の人気も高い。

 この道路を含む札幌方面から網走市に延びる350キロは、開拓当初から「中央道路」と呼ばれていた。大部分は1886(明治19)年から数年で築かれ、北海道の大動脈・国道12号と重なる約90キロ(岩見沢―旭川)に至っては、わずか4カ月の工期で完成した。

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